創業融資審査のポイント

日本政策金融公庫のサイトで公表されている創業計画書の記入例を真似て作成しても、審査担当者を納得させてお金を引き出すのはとても困難です。

創業融資で重視される審査ポイントは、

1.代表者の今までの経歴

2.これからの事業の見通し

になります。要するに今までの代表者の経歴により、「返済してくれそうな人」なのか、これからの事業の見通しにより「返済できそうな事業」か確認されることとなります。

1.代表者の経歴

代表者がこれまでどんな仕事をしてきたのか、これから行う事業を行うにあたり、今までの経歴がどのように活かせるのかがポイントになります。

会社員時代に役職をお持ちだったり、資格を取得していれば評価としても良いものとなります。これから始める事業に関する知識・経験が高い方が、単純に事業が成功しやすいと思うでしょう。また、今までの業務経験を基盤にした事業計画を作成することもできるため、これから始める事業に関する信憑性が増します。逆に会社員時代に行っていた仕事とは異なる事業で開業する場合には、その新名に始める事業で、どのように今までの経験が活かせるのかを上手にアピールする必要があります。

また、本気で事業を始めたいという気持ちを持っているのであれば、事業を開始するにあたり貯金をしていることだろうと思います。そのため、創業融資の際には預金通帳の残高を確認されることとなります。一概には言えませんが、大体の場合は、融資資金の3分の1の自己資金は必要となります。

また、過去の借入等の利用履歴や税金の滞納など代表者の信用情報もチェックされます。税金の滞納がある場合には、審査は通らないと考えていただいてよろしいでしょう。

2.事業の見通し

これからの事業の見通しについても大きなポイントです。もちろん利益を上げるために事業を立ち上げるのですが、これから新しく事業立ち上げるということは、その事業で利益があがるのか、それとも損失が生じてしまうのかどうかは分かりません。しかし、代表者の経歴によっては、これからの事業計画についても納得できる数値であればこれくらいの利益は生じるだろうという考えができます。そのため、理想的な事業計画を作成するのではなく、的確な根拠に基づいた事業計画を作成する必要があります。

新しい事業を立ち上げるのであればまずは競合する事業の調査を行い、あなたの事業の強み、アピールポイントをおさえておくことが重要となります。

当事務所ではの融資支援サポートでは審査担当者のツボをおさえた融資書類の作成を行っております。

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